温水洗浄便座の取付って何か難しそうと思っていませんか?
実は、サイズの大きい洗濯機や冷蔵庫、屋外から配管を通す必要があるエアコンなどに比べると、温水洗浄便座の便座部だけの交換なら、とても簡単にできるのです。(一体型の場合は、便器まで交換する必要があるので、取替は大変ですし、自分で出来たとしても外した便器をどうするのかという問題はありますね。)
取付ステップ
取付のときの大まかなステップは以下のとおりです。
STEP1:水の元栓を止めて、電源プラグを外す
STEP2:既設のシートを外す
STEP3:新しいシートを取り付ける
STEP4:電源プラグをつけて、水の元栓を開ける
例えば、Panasonicのビューティートワレなら、YoutubeでPanasonicの公式アカウントから取付方法が紹介されています。
取付の際にはマイナスドライバーとモンキレンチを用意しておきましょう。もし、お持ちでないなら、こちらから事前にご購入ください。
賃貸物件に温水洗浄便座を後付する方法
賃貸物件でも、基本的に取替方法は同じです。一応大家さんには事前に確認した方がよいとは思いますが、一般的には、きちんと現状復帰できれば問題ないことがほとんどです。
私は、過去4件の賃貸物件に住んできましたが、自分で温水洗浄便座に交換、退去時に現状復帰していました。これで問題になったことは一度もありません。
実際、レストルーム工業会のQ&Aを見ても同様の回答になっています。
トイレ内にアース付きコンセントがある場合は比較的簡単に取り付けることは可能です。ただし、基本的に管理会社や大家さんへの確認が必要です。退去時に原状回復(もとの状態に戻すこと)を行なうという条件で、大抵の場合は許可されるようです。
現状復帰することが大事ですので、取り外した便座はどこかに保管しておきましょう。そして、退去・引っ越しするときに元通りに治す必要があります。ですので、製品に同梱されている工具を無くさないように、必ず保管しておきましょう。
なお、賃貸物件の場合に注意したいのは、袖パネル付を選ぶということです。別体型の温水洗浄便座には以下のように袖部で操作をするタイプと、袖部がない代わりにリモコンタイプがあります。
袖タイプ
リモコンタイプ
袖部がないと本体はとてもスタイリッシュになりますし、壁にリモコンを付けたほうが操作もしやすいです。
しかし、賃貸物件の場合はリモコン取り付け用ホルダーのために壁に穴を開けるわけにいかないのです。穴を開けてしまうと、退去時に現状復帰のための費用が発生してしまいます。
もし、どうしてもリモコン式がよいなら、以下のようなプレートを別途購入することをおすすめします。これは紙巻器に取り付けられるホルダー用アタッチメントです。
以下の写真が実際の取付プレートを使った例です。しかし、取付に時間もかかるので、よほどリモコン式に思い入れがない限りは袖付タイプのもので十分でしょう。

以下の動画で賃貸物件での取付方法が紹介されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。冒頭に書いたように温水洗浄便座は、他の家電製品に比べると比較的簡単に設置することができます。見た目大変そうだなと思っても、一回やってみるとなんだこんなものかと感じると思います。
私がおすすめする温水洗浄便座を紹介した以下のページでも書いてありますが、自分で取り付ける前提でネット通販で買うと、大変安く購入することができます。みなさんも是非お試しください。
